■3分でわかってほしい古事記

「日本神話には興味あるけど口語訳読むのはダルい」
「神話SSはくだらないから読む気にならない」

そんな方のために、若布彦が古事記の神話のさわりだけ雑にまとめてみました。
今回のテーマは「黄泉の国神話」のクライマックスあたりです。

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■黄泉の国神話のあらすじ(クライマックスあたり)

  • 黄泉比良坂まで逃れたイザナギが手近な桃を3つ投げつけると黄泉の軍勢は撤退!
  • ラスボス・イザナミが追ってくるも、イザナギは大岩で道を塞いでブロック!
  • 人間を毎日1,000人殺すというイザナミの捨て台詞に、イザナギはそれなら毎日1,500人産ませると対抗

■キーワード

意富加牟豆美(おおかむづみ)
桃。美味しいだけでなく邪気を払う効果もあるらしく、一部の層からは恐れられている。黄泉の軍勢を追い払うのに貢献した功績を讃えられ、イザナギから神としての名をもらった。

千引石(ちびきのいわ)
千人がかりでようやく動かせるくらいの大岩。イザナギがこれを黄泉比良坂の途中に置いて道を塞いだ結果、黄泉と現世は行き来できなくなった。タケミナカタの筋トレグッズとしてもお馴染みだが、たぶん別物。

人草(ひとくさ)
人間たちのこと。神話ではいつどうやって生まれたのか名言されていないが、黄泉の国神話の段でいきなり「人草を毎日1,000人殺す!」的な感じで登場する。


■図解:黄泉の国神話③

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■おわりに

だいたい3分くらいで読めたでしょうか?多少のオーバーはご愛敬ということでご容赦ください。また次回があればよろしくお願いします。