撮影:令和2年10月25日
◎社格・祭神・ご利益・公式ホームページは、12月16日の記事でお知らせします。
【歴史】
当社は金華山に鎮座する神社である。社名は黄金山神社であるが、金華山には黄金山神社のみがある状態であるため、金華山と黄金山神社はほぼ同じ意味とされ、「金華山神社」呼ばれたり、当社に対する信仰は「金華山信仰」と呼ばれる。当社は明治の神仏分離までは大金寺という寺であり、修験の聖地となっており、昔の姿は神社信仰というよりは、仏教信仰の対象であったようだ。
金華山の名前の由来は、江戸時代以前の解釈では、奈良時代の大仏建立時に当地から金が産出し献上されたことから金花咲く島=金華山とされたというもので、比較的わかりやすい。
しかし、江戸時代後期からは、大仏に使用された金の産地及び黄金山神社は涌谷町にあるものという説が有力視されており、また現に金華山では地質的に金が産出される可能性は低いらしい。
「じゃぁ何で金華山?」という話になるが、これは金華山を拠点とした修験者たちが祀った弁財天に先ほどの金の話が結びついたものと言われている。
名前の由来はどうあれ、当社は東北地方を中心に広く信仰を集め、北海道から関東まで多くの講が組織されている神社である。
【所在地】
〒986-2523 宮城県石巻市鮎川浜金華山5- 駐車場:無(女川または鮎川から航路◆運航日注意)
- 社務所:有人
- 御朱印:有
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