撮影:令和2年3月21日
【社格等】
- 常陸国二宮
- 延喜式内社(名神大社)
- 旧社格=県社
【祭神】
主祭神
- 建葉槌命(たけはづちのみこと)
- 名倭文神(しどりのかみ)
- ┗織物の祖神
相殿神
- 手力雄命(たぢからをのみこと)
- 高皇産霊命(たかみむすびのみこと)
- 思兼命(おもいかねのみこと)
【ご利益】
当地は古くは「静織里(しどりのさと)」と呼ばれ、機織の技術者集団が居住していたものとみられる。祭神の建葉槌命は、天岩戸伝説中で倭文(しずおり)の織り物を作った神様で、【伯耆国一宮】倭文神社(しとりじんじゃ)と同じ。【上野国九宮】倭文神社(しどりじんじゃ)は、天羽槌雄命を祭神とするが、両社は同一神であるとされるようだ。
当社は、鹿島神宮・香取神宮とともに、東国の三守護神として崇敬され、延喜式では名神大社となるなど、朝廷からも重視されていたことがわかる。
建葉槌命は、鹿島(武甕槌神)・香取(経津主神)両神宮の神とともに天津甕星神(星神香々背男)を征伐したとも言われ、関係が深いようだ。
建葉槌命は、鹿島(武甕槌神)・香取(経津主神)両神宮の神とともに天津甕星神(星神香々背男)を征伐したとも言われ、関係が深いようだ。
周辺には、この星神香々背男の征伐に由来する「雷断石」神話・「大助人形」神事などが残っているようで、調べてみると面白い。
【公式ホームページ】
https://shizu.e-naka.jp/index.html【所在地】
〒319-2106 茨城県那珂市静2駐車場:有
社務所:無人(コロナ関係の影響か取材時は人気がなかった)
御朱印:無
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